元号が令和に変わり五日になりました。東京まで出向いて、新天皇の即位を一緒にお祝いしたい国民がこれ程多い事に驚きつつ、私たち夫婦にも令和の始まりを静かに記憶したいと思いました。新天皇が数年前に来られた事がある徳島県阿南市の『八桙神社(やほこじんじゃ)』へ参拝してきました。
この神社には祀られている大国主神は須佐之男命の子孫で、『稲羽のしら兎』で皆さんもご存知のはず。その子供が、えべっさんなんですね!
そのえべっさんの生誕の地が、すぐ隣町に位置するので信憑性もあるでしょ!
徳島県って四国八十八箇所があまりにも有名なのですが、日本の国つくりにもかなり影響を持っていたんじゃないかなと感じています。
その後の都が奈良や京都に移り、やがて東京が中心になった現代。徳島の田舎町のしかも田植えが終わったばかりの田園の真ん中にひっそりと、隠れたこの神社が愛おしいし、この寂しい神社を探しに来られた新天皇に頭が下がる気持ちになりました。
派手でお金儲け的な寺社に御利益を求めるだけでなく、歴史に思いを馳せて新しい時代を大切に生きていこうではありませんか。