赤飯配ってお祝いしよう
今の家に越してきて5年目。この家の倉庫の軒下に今年初めてツバメが巣作りをしてくれました。毎年同じ場所に作りかけるのですが、カラスに巣を壊されたり、猫がかきついて巣を落としてしまったりと安心して子育てできずにいました。でも毎年温かくなればつがいで来てくれて、田んぼの泥やワラをせっせと運んでフラットな壁面に左官工となって仕事していました。主人と二人で今年こそは成功して欲しいねと言ってる矢先、7羽位の小さなヒナがかえっていてヤッタ~と感激しました。今朝からようやく数羽のひなが親鳥から飛び方や餌の取り方をレクチャーして貰っているのか初めて巣から離れていました。まだ巣立つ事のできない残ったヒナ達には相変わらず、一口ずつの餌を運び続けています。
ご近所の方から聞いたのですが、ここらの田舎ではうちにツバメが巣作りして7羽のひなが返ったらその家に幸運が来ると、お赤飯を炊いて近隣に配ってお祝いしたそうです。
ツバメが家に巣作りするのは縁起が良いって聞いた事あったけど、お赤飯は知らんかったわ。
早速、道の駅でお赤飯買ってお祝いしました。
親鳥から餌をもらう姿をこんなに近くで毎日見ていると本当に幸せな気持ちになります。
田舎のお家ではツバメが来る時期には家の戸を開けっ放しにして、玄関や台所で巣を作れるように促す人もいてるし、逆に家に巣を作らせないために親鳥ツバメを傘で追い払うおばあさんを見かけた事もあります。鳥だからフンもいっばい落ちてくるし、スイスイ何度も行ったり来たりされるのが不快な人がいるのも分かるけれど、やはり命の誕生を一緒に祝える人になりたいです!