知らないからできたこと②
★つづき★
という訳で大阪から来た私にとっては不自由でしんどい田舎暮らしでした。畑仕事しながら口ゲンカは日常茶飯事(´θ`llll) それでもお互い知らない土地で友達も少なく、秘境過ぎて逃げ場もないので、ずっと二人で向き合うしかなかった。それに二人とも必死だったと思います。
移住当初はまだ結婚もしていなかったのですが小さな村の事、世話好きな地元の住民上げて結婚式決行の話がどんどん進み、何もかもご近所の方々の手作りで一大イベント開催となりました。実は私自身も結婚するのはまだ先でもいいかなって思っていた時期でもあったけど、あれだけ大勢の人たちが喜んでくれたら後に引けなくなったけど、これも人生の流れって思ってすっかり乗っかってしまいました。
結局、5年間二人で熱心に畑で汗も涙も流したけれども、野菜が育つのが年間6カ月だけと気づいた事と主人が体を壊して手術した事で山から降りる決心がつきました。
畑を返す事になった時、貸主の人にもご近所の人からも「あの場所では野菜は無理やろう」って言われて、何で初めに教えてくれへんかったんやろうとも思いました。でも今となったら事実を知らなかったから一生懸命、ひたむきに頑張れたと振り返って感じます。
人って結果でなく、頑張ってる課程が大切な時間なのかなぁ。
だから、まずやってみる精神はいくつになっても変わらず持ち続けたいです。
懲りないなぁ。